on the way to school

 映画「世界の果ての通学路」を見てきました。


何時間もかけて通学する子どもたちのドキュメンタリー。
監督は、私が好きな映画のひとつ「マサイ」も作った、
パスカル・プリッソン監督です。

片道15km/2時間、象やキリンのいるサバンナを通る
ケニアのジャクソン、
片道18km/1時間30分、パタゴニアの山や平原を馬に乗って走る
アルゼンチンのカルロス、
片道22km/4時間、アトラス山脈のゴツゴツした道を歩く
モロッコのザヒラ、
片道4km/1時間15分、障害があり、ボロボロの車イスを
弟たちに押してもらって通学するインドのサミュエル、
この4人と、その友だちや兄弟が主な登場人物。

映画の始まりは、
ケニアのジャクソンが地面を掘り、水を汲むシーンから。
もしや、これは「かわいそう」を誘う系の映画か?と
一瞬かまえちゃいましたが、そんなことはありませんでした。
無事に学校に着くよう祈る親に、
大変な道のりを、兄弟や友だちと助け合ったりふざけたりしながら、
ぐんぐん進む子どもたち。
それをきれいな映像で淡々と見ていくもので、
大袈裟さも無く、とはいえ、
少しハラハラしたり、時々笑いが起きたり、
子どもってなんて単純で素直でかわいいんだろう!と
見終わったあとに、晴れ晴れした気持ちになりました。

この映画の中で、ケニアのジャクソンと妹のサロメが
優しい声で歌っているのが、
東アフリカあたりではよく知られている
"Yesu Ni Wangu"というクリスチャンの歌。
スワヒリ語です。Jesus is Mineという意味。


これはウガンダのKyampisi Children’s Choir。
映像の最後の方で、子どもたちだけでなく
大人の人たち、警察やお年寄りまで踊っているシーンがあって、
ここ、すごく良いなぁ、と思って見ていたのですが、
町の中で踊る人たち、、って、
Pharrell WilliamsのHappyじゃん。
流行り先取り(笑)。

この映画、見に来ている人は、
けっこう年配の方が多かったのですが、
小学生くらいの子どもがいる人
子どもと一緒に見に行ったらいいんじゃないかな、と
思いました。


このジャクソンの、完璧なスピーチ…
しっかりしてるなぁ。

Kiyoshiro Imawano

今日は忌野清志郎さんの命日ですねー。
今の世界を見て、もっともっと歌って欲しかったと
思いますな。



ハナレグミ&忌野清志郎、これも染みるなぁ…


だめだ、見始めると止まらなくて寝られなくなっちゃう!

Who made your clothes?

 

昨年の4月24日に起きたバングラディシュのダッカのビル、
「ラナ・プラザ」の倒壊事故。
このビルには縫製工場も入っていて、
1100人以上の従業員が亡くなりました。

世界のたくさんのファストファッションブランドが
安い労働力を求め、
バングラディシュに生産拠点を置いています。
事故当時、工場の労働環境や安全面などの問題が
改めて浮き彫りになり、
テレビでもスウェットショップの問題の特集が
時々組まれていましたね。
安全基準の守られていない工場、
劣悪な環境、低賃金、児童労働。
あれから1年経って、
少しずつでも、何か変わっているんだろうか。

私がフェアトレードに興味を持つのは、
良いことがしたい、とか、人助けをしたい、とかというより、
こういう世の中の仕組みに気持ち悪さを感じるから。
自然を犠牲にし、人を犠牲にし、
安く売って買って捨てて、また買って、
それで成り立たせている経済。
うちも決して楽な家計ではないので、
安いことは正直助かるのですが、
こんなことやっていたら
いつか自分に返ってくるんじゃないかと、
こんな経済の形はいつか崩れるんじゃないかと、
そんなことを思うわけです。


ということで、
フェアトレードのブランド、People tree
新しいカタログ、夏増刊号で、
People treeの商品を使った朝ごはんを
紹介させていただきました。


有機カモミール/レモングラスティーを使ったスコーン、
マスコバド糖とドライマンゴを使ったケーキの
簡単なレシピを載せています。

前から客の一人としてお店に行っていたのですが、
今回こういう形で関わることができ、
「朝ごはん作っていて良かった!」と
とても思います。


People treeの母体NGO、グローバル・ヴィレッジのHPには
このバングラディシュの事故で被害にあった家族を取材した記事も
読むことができますよ。


そうそう、世界中で大人気のPharrell Williamsは、
G-STAR RAWと共同で
海に投棄されたプラスチックのゴミを
デニムに変えるプロジェクト「RAW FOR THE OCEANS」を
スタートしたそう。
ほんと、ファレルかっこよすぎ!大好き!
「Happy」は我が家でも大流行りで、
1日1回は必ず聴いている気がします。


Clap along if you know what happiness is to you.
このビデオ、友だち集めて作りたーい!

ethical fashion

 

エシカルファッションのINHEELS
ポップアップショップを開催していることで、
行ってきました。
ethicaというwebマガジンで、
INHEELS共同代表の岡田さんのこちらの記事を読み、
この前友人と話していたことと
リンクしていたから。

先日、友人と食事をしながら話していたのが、
最近の単純なオーガニック=良い、という風潮について。
そのときは食品についてのことだったのですが、
どうしてそうなのか、ということ抜きで、
有機栽培=良い、農薬=悪い、というようなイメージが
すごく広がってきているな、と。
まるで「オーガニック」がブランド名のように、
オーガニック、とついていれば良いような。
そんな話をした後に
この岡田さんの記事を読んだので、
「そうそうそう!」と興奮したわけです。

さらに、その「手段の目的化」も、自分でも感じていたこと。
EMPAPURA PLUSは去年バナナペーパーを使い
カードなどを作っていましたが、
「バナナペーパーを使って何か作る人たち」と言われると
それも違う。
あくまでそれは手段であって目的ではない。
もっと良い手段があればもちろんそれもやるべきだし、
フェアトレードのことやエシカルなこと、アフリカの話など
人に広げていくことをもっとしたいと思っているし、
「バナナペーパーやりたいんでしょ」と言われるときの
いや、そうじゃなくて…という違和感が、
この記事を読んで、とてもしっくりときました。

話は長くなりましたが、
INHEELSのポップアップショップ。
岡田さんとお会いして少しお話してきました。
情熱があって強さがあって、そのパワーうらやましい。。


新聞も作ったそうで、いただいてきました。
(私も新聞作りたいと思ってたんだよなー!本当に!)
そちらにも、今年の新作に使われているテンセルについて
詳しくわかりやすく書かれていますよ。


その気になっていたテンセル素材のTシャツゲット。


テロテロでほんのり光沢感があって、
きれいな感じで着られそう。
こんな素材があるんだなぁ。

あっ、もちろん、
オーガニックを非難しているわけではないですよ。
無印がオーガニックコットンを増やしているのも
綿農家の農薬による健康被害を調査した結果だそうだし、
「オーガニック流行ってるから」とか、
「フェアトレード最近よく聞くから」とかではなく、
目的がどこなのかをちゃんと忘れないで
ENPAPURA PLUSとしても、消費者としても、
選択していきたいものです。

ちなみに、INHEELSの
「「Who said ethical is not sexy? 
(エシカルがセクシーじゃないなんて、誰が言ったの?)」
というメッセージ入りキャンバスバッグ
しっかり厚手で大きくて、使いやすくて、
もしかしたら1年くらい?愛用しすぎて、
ちょっと汚くなってきちゃったくらい(笑)。
オススメのひとつです。

TOMS


靴買ったの、久しぶり。
部屋は狭いし貯金もしなきゃいけないし、
本以外の物欲がぐーんと無くなってきているので、
最近は本当に服や靴を買うことが減っていたのですが、
暖かくなってくるとふと買いたくなります。
この前はPeople treeでTシャツを買ったところ。
(めざましTVに出たとき着た猫のやつとか。)
今日はTOMSの靴。


TOMSの靴は、私たちが1足購入すると、
発展途上国の靴を必要としている子どもたちに
靴が贈られます。
勉強不足であまりちゃんとわかっていないのですが、
TABLE FOR TWOのようなシステムなのかな、と
思っています。
TOMSはただ靴を贈るだけではなく、
ギビングパートナーと一緒に
その地域の人々がより良い生活ができるよう、
彼らの文化をサポートできるよう研究を重ね、
健康診断や学校支援などの支援にも携わっているそう。
ただお金や物を渡して終わり、というだけじゃない、
そんなところが好きです。
こうして社会貢献とビジネスが結びついた
新しいアイディアを見ると、
ワクワクしますねー。


で、この靴の箱がかわいいんだ!
段ボール紙に手書きで書いたような印刷、
すごく好み。
捨てられないなー。


craft ebbing & co. & Manfrotto


去年からずーっと楽しみにしていた展示会、
「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」
行ってきました。


チケットはこんな感じ。
真ん中の抜けている星の部分は、
展示物のひとつになっていますよ。



このクラフト・エヴィング商會の
『クラウド・コレクター』 が本当に好きで、
今回の展示会は心の中で大興奮。


本の中に出てくる、
アゾット旅行のためのパスポート、
サラマンドルのしっぽ、
コレクションされた涙、
睡魔の小さい枕、雲母、望永遠鏡、、。
本を知っている人はもちろん、
知らない人でも
独特のこの世界観、きっと楽しめると思います。
ここ数年の中で行った展示会では
トップかも!というくらいおもしろかったです!


まんまと名前につられて買ってしまいました、
「昼と夜のライス・チョコ」。

これを見ちゃうと、
私のなんて展示会と言えませんっっ!!
半年くらいじっくり考えて準備して、
よし、やりきった。という展示会、
やってみたいかもな、いつか。

昨夜3時過ぎまで飲んでしまっていたため、
軽ーい二日酔い&寝不足で、
体調万全ではない中で行ってしまって
もったいなかった〜。
世田谷文学館で3月30日(日)までの展示です。
ぜひ。



そして、イタリアのカメラ機材などのブランド、
Manfrottoが発行しているオンラインジャーナル、
「Imagine More マガジン」で、
今月4回にわたって記事を書いています。
こちらもぜひご覧くださいませ。
前半は朝ごはんのこと、
後半はアフリカのことを書いていく予定です。

ブランドロゴのキャンディー!

第1回目は昨日アップになりました。↓

Cat

 

週末に、実家に帰ってきました。
先日、実家で15年間飼っていたネコ、
シュンくんが死んでしまったのですが、
本の発売前&展示会の準備のため、
どうしても火葬に行けなかったので。
家で泣きながら、展示会の準備をしていました…

シュンくんは大けがにより
自分で排泄ができなくなって、
13年間、毎日両親、主に母が
オシッコとウンチを取ってあげていました。
家族or夫婦旅行も、24時間以内に帰れる場所のみ。
この15年間、山崎家には
色々な大変なことが起こりましたが、
それを癒してくれていたのがシュンくんでした。
ここ最近は食べることもできなくなって、
毎日(あの大雪の日も!)病院に
点滴に連れて行っていました。

そんなシュンくんがいなくなってしまい、
両親のことも心配だし、
ネコのいない家はどれだけ寂しいだろう、と
実家に帰ったところ、、



え、、っと、、どちらさまでしょうか。。

なんとこたつから出てきたのは初めて見る猫!
名前はシロさん。20歳の超高齢猫。
(あまりに高齢でシロちゃんと呼べない。)
シロさんの飼い主が入院してしまったそうで、
家にひとりぼっちだったところを、
いつもうちが行っていた動物病院が保護し、
「山崎さんち、どう?」という感じで
電話がきたそう。
きっと猫の介護に関して
獣医さんも信頼してくれていたんでしょう。
病院ではケージに入れている時間が長くて
かわいそうだから、とのこと。
20歳、もうそんなに何年も生きるわけではないので、
母も「暖かいところでのんびりさせてあげたい」と
迷うことなく連れてきたみたいです。
父もなんだか嬉しそう。


最初は初めての場所で警戒もしていましたが、
こたつの中&人の膝ではリラックスするみたい。
慣れてくるにしたがって、
シロさんはちょっと子うるさい老猫だとということが
なんとなくわかってきました。
(それがかわいいんだけど。)

動物を飼うということは、
かわいい、楽しいだけでは絶対ありません。
思っていたより飼うのが大変とか、
障害があったとか、
そんな理由で平気で保健所に連れていったり
捨ててしまったりすることが、
どうして許されるんだろう。
飼い始めたら最後まで責任を取るのが当然ですが、
どうしても無理な場合でも、
どこかに相談すれば、
絶対に良い道が見つかるはずです。

20歳の猫ですから、また猫介護生活の日々になります。
それでも迷わず引き受けた両親。
この2人の子どもで良かった、と
あらためて思った週末でした。

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EMPAPURA PLUS

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